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クラウドソーシングサイトで見かける「激安単価案件」でも初心者なら受けるべき?

最近クラウドソーシングサイトで仕事を探している方々から、

びっくりするような激安単価の案件がある!

と言う話をちらほらと聞くことがあります。

私は、

初心者のうちは多少安い案件でも受けて数をこなすべきだ
naoko

とは思うのですが、中には絶対に受けない方がいい!と言う様な案件があるのも事実です。

そこで今回は

  • ・絶対受けてはいけない低単価案件
  • ・こう言うのは受けるべきなんじゃないか?

と言う案件の見分け方について少しお話をしたいと思います。

目次

クラウドソーシングサイトの「激安単価案件」には2つの種類がある

いわゆる「激安単価案件」はどういったものをさすのでしょうか?

私は基本的に2種類のものがあると考えています

  • ・本当にブラック企業が出品している激安単価案件
  • ・自分のスキルの低さにが原因で激安単価になるもの

一つずつみていきます。

ブラック企業が出品している激安単価案件

本当に単価設定が激安すぎる案件というものがあります。

実際にあった案件としては

  • WebサイトのHTMLコーディング25ページ総額20,000円
  • ウェブライティング案件文字単価0.2円以下

このような案件は、いくらスキルがついていて頑張ったとしても全くもって儲かりません。

スキルがあるものが頑張ったとしても、時給換算にしたら100円を切ってしまうものもあります。

なぜ、上記の様な単価の案件が出てくるのかというと、理由は

  • ・案件を発注している人が相場を知らない
  • ・安価でも受けてくれる初心者・外国人がいるであろうという悪質なもの

この二つが挙げられます。

相場を知らない場合は、悪気はないのでしょうかこれで一度誰かが案件を受けてしまうと

あー、このくらいの値段で仕事を受けてくれるものなのか

と次からも同じ様な単価で仕事を発注するため、業界全体の単価を下げてしまう可能性があります。今後のフリーランサーたちの未来のためを思うと、受注せずにいた方がいいでしょう。

案件を受けてもらえないとわかると

ひょっとすると安すぎたのかも

と思ってもらえる様になり、次の発注からはもう少し値段を上げてくれる様になるでしょう。

2番目に挙げた、初心者や外国人フリーランサーを狙った法外とも言える低単価案件に関しては、絶対に受けてはいけません。

この様な激安単価案件を出す業者の特徴として

案件の募集内容と実際の値段・ボリュームが違う

というのが挙げられます。

この様な業者の見極め方として、

最初の募集内容と実際の仕事・値段が少しでも違うと思った案件は絶対に受けてはいけない

これが鉄則になります。

自分のスキルの低さにが原因で激安単価になる

次に激安単価が問題になる原因として

受注者側のスキルの低さが原因で結果的に安い単価の案件になってしまう

と言うものがあります

例えば

  • ・サイトコーディング1ページ3000円
  • ・ウェブライティング文字単価0.4円

この様な案件ですね。

これらは決して高い案件とは言えないかもしれません。ですが
スキルがある程度上がればさほど時給が低いとも言えなくなさそうです。

と言うのは

  • 1ページ3000円のコーディング案件3時間で済めば時給1000円
  • ウェブライティング文字単価0.4円でも、2000文字書けば時給800円

と、

もちろん案件のボリュームや内容にもよりますので一概に言えたことでは無いですが、

上記のような案件でしたらスキルさえ積めばそんなに悪い時給とは言えなさそうです

クラウドソーシンングイトへの外国人流入も案件単価が安くなる原因の一つ

以前ある案件の発注側なったときに思ったのですが

とにかくアジア系の外国人からの申し込みが多い
naoko

このような印象を強く受けたことがあります。

アジア圏であればHTMLコーディング案件1ページ500円で受けてくれますし、ウェブライティングも文字単価0.1円でも全く激安にはなりません。

日本語をある程度話せる外国人フリーランサーが日本サービスへ流入し、クラウドソーシングサイトの案件の価格を引き下げていると言うことも激安単価案件が出現する原因あると考えられます

激安単価案件を受けると起こるデメリット

先に述べたように単価も安い案件とは大きく2つに分けられると思いますか、仕事の割に合わない激安単価案件を受けた場合に起こるデメリットというのあげてみたいと思います

モチベーションの低下から納品物の質が悪くなる

がんばって仕事をしても報酬にならないと言うのは明らかにモチベーションの低下になりつながります

モチベーションの低下はパフォーマンスに大きく左右され、本来持ってるスキルの全力を生かせず納品物の質の低下を引き起こします

また本人の気持ちそのものが

安い案件だから適当に作ったらいいか

と言う気持ちになるので完成度の高い作品は発注者側も見込めませんし、納品者側も本来の自分のスキルより低い納品物を制作してしまうことにつながってしまいます。

そもそも納品できない状態になる

先にも触れましたが、単価の低い案件はモチベーションの低下を引き起こし納品物の質を下げます。

それだけならまだ良いのですが

どうせがんばってもこれだけしかお金もらえないんだったらやめてしまおう

と言う考えに至ってしまう場合だってあるのです

ただし、一度引き受けたのであればこのような考え方を持つこと自体間違っていますし、納品されない=契約不履行とみなされ、損害賠償になるケースだって考えられます。

どれだけ安い案件だったとしても、一度引き受けた案件は責任を持ってしっかりとこなす様にしましょう!

「安い案件を引き受けてくれる人」という実績が残る

仮に、責任を持って納品まで漕ぎ付けられたとしても、安い単価で仕事を引き受けた実績というのが残ってしまいます。実績はプロフィールより履歴で見れるため

この人は安くても仕事を引き受けてくれる人なんだ

安い案件ばかりが舞い込んでくる様になります。

こうなるともうモチベーションを保てなくなってしまい、せっかくフリーランス・在宅ワークで頑張ろうと思っていたのに

フリーランス・在宅ワークなんて儲からない

という考えに至ってしまい、フリーランス自体を諦める結果となってしまいます。

単価は安いが受けてもいい発注先の見分け方

とはいえ、「単価は安いが受けてもいい案件」と「悪質な激安単価案件」の違いは見分けにくいものです。
そこで、受けるべき案件かどうかを見極めるためのポイントをまとめました。

発注先の実績は入念にチェックしよう

クラウドソーシングで案件を申し込みたい時に、案件の内容ばかりを確認していませんか?

仕事の内容や短歌ばかりでなく、その発注先がどんなプロフィールを持っていってどんな実績を持っているか必ず確認しましょう。

発注実績がゼロなのにも関わらずびっくりするほど低いような単価で仕事を発注しているような会社は

  • その仕事の相場観を知らないため結果的に安い案件を発注してしまっている
  • 悪意を持って安い値段で仕事をさせようとしている

この2つのどちらかになると思います

またいくつかの案件を発注実績しているような会社でも
具体的にどのような仕事をどれぐらいの単価で発注してるのか、入念にチェックするべきです

発注先がどんな会社かは調べよう!

発注先のプロフィールもしっかりとチェックしましょう。

会社のURLが載っているのであれば必ずリンクを踏んでその会社がどんなに会社中のかということをチェックするべきですし、会社名が載っているようだったらGoogleマップでチェックしてみてもいいかもしれません。
もし発注先がどんな会社か分からないようでしたら

URLか何か御社の情報がわかるようなものってありますか

と直接質問してみてもいいかもしれません。

きちんとした会社であれば、例え小さな会社でサイトも何も持っていなかったとしても、それ相応の回答をしっかりしていただけるはずです。

案件を受ける前に質問をして、相手の対応を見極めよう!

案件の発注内容を読んで少しでも疑問に思う事は何でも積極的に質問しましょう

相手に煙たがれるかもしれない

なんて考える必要はありません

仕事を受ける上で必要なことを聞いているのであれば、それをめんどくさいと思うような会社であれ仕事中のやりとりもおろそかになりトラブルの元になると思います。
もしきちんとした会社であれば詳細を聞いてくるフリーランサーに対して

この人はしっかりしてる人だな

と言う好印象を与えるチャンスにもなります。

ただ単純に案件を申し込むだけでなく、疑問に思う事は些細なことでも積極的に質問しましょう。

結論:激安単価案件を受けるかどうか、見極め方は「次に仕事がしたいクライアントか」

会社側からしても私たちはどんな人間かというの詳細に知りたいように,
私たちフリーランサー側もクライアント側をしっかり調べる必要があると思います。

私は上記のことをきっちりやっていたおかげでクラウドソーシングサイトでトラブルになった事は1度もありません

逆に詳細なやりとりをして積極的に回答してくださるクライアントの方々に出会えたことで、
案件が終わっても

また次にこの会社で仕事がしたいなー
naoko

思えるような形とばっかりお会いすることができました

仕事を受ける決め手とするのはもちろん単価も大切ですが

クライアントさんと次からも一緒に仕事ができるかどうか

ここを基準として案件選びをすると失敗することが少ないでしょう

この記事を書いた人

naoko
  • ナヲコ
  • フリーランスwebデザイナー
  • 40歳近くまで「HTML」を知らなかったのに、そこから勉強してフリーランスでwebデザイナーになる。
    IT業界での就職経験なし。
    会社員時代より収入も時間も余裕有。

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